煽りは、言葉にも。煽りには毅然と、距離を。

昨日書いていた語学に関して

「1カ月で●●までできました」

これって、赤ちゃんの
もう話せたとか
歩けました報告に何となく同類と思う。

短時間で出来る事は素晴らしい。
その人の能力や学習方法がとても合い
実行した結果だから。

そして結果を出した人は世の中で認められる。

賞賛されることは、良い事に間違いない。


けど、じゃ、1カ月で出来なかった人は
ダメなのか。
そうとは言えない。

他人と習得の速さを競争する為に語学を学ぶなら
習得時間が長くかかる事は負けになるけれど
自分自身がその語学を理解できるようにする為の習得であれば
速さは関係ない。

寧ろ、1カ月等と直ぐに習得できた人から学び方を学ぶ事は多いし
役立つ情報も多い。何歩も先を行く先人者であり道先案内人。


ただ一点、具体的な●カ月を強調することで煽る要素が出てくる事。

具体的な●カ月は真実で嘘でもないのだけど、

強調されればされるほど、

最短の速さは、まだ出来ないものにとっては、

羨望と自分の能力の無さを刺激するように感じる。

→この気持ちを利用して教材を販売したり、アクセス数を伸ばすように

使われてしまうこともしばしば。


で、この煽りに乗ってしまうと
自分が何のために学習しているのかがあやふやになり
出来ない事に目を向ける傾向がある。

そこで自分に負けると、ダメな自分に溺れていく。


何言っているか分からない状態や
検定試験の問題が全く解けない状態。
発音が全くなってないと言われる状態。


これらを恥や、ダメとせず、突き進める


出来ない所なんてお構いなしに
沢山その言語に触れて、口に出すことが
語学を学ぶ上で誰にでもどんな人にでも
共通したポイントなんじゃないかと思う。


そして、その次は、個々の陥りやすい弱点を克服すると
意外と、学ぶのに楽になるステージに上がれるかもと。


まだ出来てない時点で書くのもなんだけどね。


結局はセルフ励ましだったりもする。


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