オリンピックの閉会式、旗が
次にパリに渡ったところで、
なぜか、ほっとした気分になった。
言語統制されているわけではないのに、
オリンピックに反対したら、
選手を応援したり、テレビを見ては
いけない気分になっていたし、
それを破れば、自分が悪いことをしている
気がしなくもなかった。
オリンピック賛成で、楽しんでいる人を
妬む感情はなかったけど、
自分を攻撃する感情が出ていたような気がする。
4年後、素敵なパリの街で
美しい建物をバックにスポーツが繰り広げられるのは
とても楽しみ。
競技場でない場所での開催、魅力的に思えた。
政治とできるだけ距離を置いた
単純に肉体美を鑑賞する祭典になってほしいと思う。
ただ、今回、日本開催でよかったのかもしれない。
こんな負債の多い大会、日本だから暴動も少なくて済んだかもしれない。
ヨーロッパのような陸続きではなく、
島国で、それこそコロナがその後国内で大きく広まったとしても
多くの国は無関心でいられるし
ある程度、几帳面な国だし、
世界的には、最適な開催地だったのかもしれない。
良い時代があれば、悪い時代もある。
どん底まで行けば、這い上がれる。
パラリンピックは残っているけど、
なぜかホッとした。
コロナ・オリンピックと現状が頭の痛い問題ばかりだったけど
今日は長崎原爆の日。
現状より忘れてはならない大きな過去もある。
利権に満ちたオリンピックが開催されたとしても
命があり、無事なだけで、
本当は、とんでもなく平和で素敵なことではないかと。
平和は祭典で得られるものではなく、
日々人々の努力の積み重ねなのだと。
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