ドラマ 岸辺露伴は動かない

この「岸辺露伴は動かない」のドラマを

一年前、放送されたとき、

衝撃的だったし、

ドラマの作りも良さげと思っていたけど、

 

見るまでには至らなかった。

 

なぜなら、、、

この原作の岸部露伴の話が好きすぎたから。

 

岸辺露伴の家の中や世界観を大切にしながら

制作しているのは分かっていても、

文句つけそうな自分が居たから。

 

そして、これより他に、多分、中国語のドラマを

見ていたんだと思う。

 

 

そして、一年後の今、

岸辺露伴は動かないの新作が放送された。

 

見るつもりはなかったけど、

たまたまテレビが点いていて

その時、私は、テレビの前にいたので見た。

 

第五話 背中の正面。

 

話は漫画の原作で読んでいたけど、

岸辺露伴シリーズではなく、

ジョジョの奇妙の冒険の中で、露伴先生が主役になっている

ストーリだった。

解説読んで過去を思い出した。

 

何度も読み直した、

かなり好きな話の回。

 

 

期待値が高すぎる状態の私をすんなり

ドラマの世界に引き込む、

迫真の演技だった。

 

主役の露伴先生も、

役者と露伴先生のキャラクターが

うまく融合した感じ。

 

だけれども、それより光っていたのが

 

五話の重要な登場人物の

乙雅三の役。

 

演じているのは

市川猿之助さん

だそう。

 

歌舞伎に疎すぎて

猿之助さんがどれほど凄い歌舞伎役者なのか

まったく知らなかったのだけど、

 

 

このドラマで、

私の心をすべて持って行ったというか、

 

原作のエッセンスを十二分に取り込み、

新たな要素も加えて、

違和感なく、

ドラマに登場している。

 

読み込んだ私がすんなり受け入れるほど。

 

 

 

猿之助さんの

実力の凄さ、

思考の柔軟さ

登場人物をとらえる読解力。

 

 

ハリケーン並みにすごかった。

 

なんていうか、

漫画では描かれてない、

実際の人が演じる目線や表情。

 

ジョジョの絵のようなデフォルメがない

生身の人間が演じるからこそ面白さ。

 

うまく書ききれてないけれど、

今年一番のやられたドラマな気がした。

 

ほかの回もかなり良い。

でも、昨年より、今年の出来のほうが

断然に良い。

 

ドラマって、集中連続で作らなくても

こうやって、

年末に3本ってちょうどいい感じで

作る側も見る側も熟成するのかも。

 

じっくり丁寧に個性的な味わいを求める

クラフトビールになぞらえて、

 

クラフトドラマ

 

なのかも。

 

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