番外篇 マシューボーンのスワンレイク ストーリー解釈


マシューのスワンレイク
ストーリーを長年掛けて考えてみた。

 

こんな解釈、おかしいかもしれないけれど、

野生の世界・・・食べる事優先・子孫を残すこと優先
人間の世界・・・体裁を保つこと優先

世界から追放されるのは
この掟から外れたとき。

それが、王子とザ・スワンではないかと。

王子は、王室の求める人物になりきれなかった
ザ・スワンは、獲物である池へ飛び込み自殺をしようとした
王子を助けてしまった。

本来は、王子はスワンたちの貴重な生々しいタンパク源に
なるところだったのではないだろうか??
池の白鳥なので、餌はきちんともらえていたとしても。


なぜ、ザ・スワンは、王子を助けたのか??

ここは、まだ、良く分からない。

暗示のような、運命のような
うそ臭い言葉だけど、惹かれあう2生物の運命とか。
ちょっとロマンス的要素かも。

か、弱いものを助けてしまうやさしい気持ちが
ザ・スワンにあったかも。
振り付けからすると、「あ、人が飛び込む!」
とつい助けてしまった感があるけど。

それに王子は救いを求めてしまって
手出し(羽出し)してしまったザ・スワンも
やはり王子の純粋さに、野生では入ってはいけない人間世界に
心を開いてしまったのかも。。。

そして、王子の生肉を食べ損ねた、大勢のスワンズの反感を
買い、ストレンジャーとして王子を再度殺しに行くも
成功せず

最後は、スワンズに食べられてしまうザ・スワン。


この物語、
それぞれの世界の掟に合わせず
自分の気持ちに正直に進んだところが
私の気持ちを鷲掴みにするんじゃないかと思う。

踊るダンサーによっては
とっても綺麗なスワンと王子だし。

ここ少し皮肉が・・・。

ダンサーの踊りも楽しみながらも
ストーリーに入り込める。

普通のバレエ全幕物は、あまり話は面白くないしね。

そういう意味で、楽しみ方に広がりのある
マシューボーンの舞台。